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インプラント治療に対する意識調査から見るインプラントを選んだ理由とは?

ここでは、東京医科歯科大学歯学部付属病院インプラント外来の新規患者を対象にとられたアンケート結果に基づいて、一般の方々のインプラント治療に対する意識について見てみたいと思います。

インプラント治療が初めて日本で始まったのは、1983年くらいと言われています。以来、現在にいたるまで、日本でのインプラント治療の歴史は、決して長いとは言えません。歴史は長くありませんが、すでにご存知の通り、現在では日本中の多くの歯科医院でインプラント治療が行われるようになりました。

インプラント治療の普及・拡大に応じ、日本人のインプラント治療に対する意識も徐々に変化してきたようです。

インプラント治療に対して日本人はどのような印象を持っているのか?

ここでご紹介するアンケートは、2012年1月~2012年12月までの1年間において、東京医科歯科大学歯学部付属病院インプラント外来に来院した新規患者を対象に行われたもの。対象人数は1,585名、アンケート回収率は87%(1,358名)、有効回答率は73%(1,159名)で、男女比は概ね1:2となります。

まずはアンケート結果の概要を見てみましょう。

Q.インプラント治療を選択した理由は?
1位…他の歯を削りたくなかったから
2位…入れ歯をしたくなかったから
3位…他者に勧められたから
Q.インプラント治療に対する不安要素は?
1位…後遺症
2位…耐久年数
3位…治療費
Q.インプラント治療に関する知識をどの程度持っているか?
インプラント埋入後の痛みや腫れを知らなかった…40%
インプラント周囲炎のリスクを知らなかった…52%
治療後にメインテナンスが必要なことを知らなかった…35%
全身疾患次第でインプラントができないことを知らなかった…40%
Q.喫煙は歯に悪影響を与えると思うか?
そう思う…59%
Q.喫煙はインプラントに悪影響を与えると思うか?
そう思う…23%
Q.期待するインプラントの耐久年数は?
1位…20年
2位…25年以上
3位…10年

アンケート結果の詳細と考察

上記のアンケート結果を公表した研究グループは、それぞれのアンケート結果について次のように考察しています。

インプラント治療を選択した理由について

アンケート結果によると、インプラント治療を選択した理由の第1位が「他の歯を削りたくなかったから」、第2位が「入れ歯をしたくなかったから」となっています。

第1位については、具体的にはブリッジ治療をしたくない、ということを指します。ブリッジ治療とは、欠損した歯の両側の健康な歯を削り、橋をかける要領で人工歯を装着するという治療。歯科治療現場ではごく一般的な治療ですが、近年、いわゆる8020運動を始めとした様々な啓蒙活動を通じ、多くの日本人に「なるべく健康な歯を削りたくない」という意識が浸透してきた模様です。

また第2位の「入れ歯をしたくなかったから」については、特に少数の歯を欠損した患者において強く見られる意識とのこと。入れ歯の使用経験がない、または少ないため、入れ歯に対するイメージが良くないからでしょう。

インプラント治療に対する不安要素について

アンケート結果によると、インプラント治療に対する不安要素の第1位、第2位、第3位が、それぞれ「後遺症」「耐久年数」「治療費」。不安要素の全体のうち、これら3項目のみで約7割を占めています。

「後遺症」が不安要素の第1位になった背景には、テレビやインターネットなどを通じ、インプラント治療に後遺症のリスク(神経損傷など)があることが広く知られるようになったからでしょう。

インプラント治療は、外科手術を必須とする治療法という点において、他の補綴治療とは性質が大きく異なります。外科手術をともなう以上は、医師も患者も一定のリスクを抱えることになります。

なお、当アンケートの論文では触れられていませんが、かつて国内において、インプラント治療中に患者が死亡するという痛ましい事故が発生したことがありました。マスコミを通じてセンセーショナルに報道されたため、以後、インプラント治療に対して強い不安を覚えている人もいることでしょう。

現在では、インプラント治療に際して歯科用CTが導入されるなど、事故当時とは異なる医療環境が整えられています。そのためインプラント治療にともなうリスクも、当時に比べると大きく低下しました。ただし上述の通り、すべての外科手術と同様に、リスクがゼロではないことも認識しておきましょう。

インプラント治療に関する知識について

術後の痛みや腫れに関する詳しい説明を行うことは、患者の手術に対する不安を過剰に煽ってしまう、という意見もあります。そのため、術後の痛みや腫れについては、積極的に説明を行わない歯科医師もいるようです。

上記のアンケートにおいて、「インプラント埋入後の痛みや腫れを知らなかった」と応えた患者が約40%もいたことは、そのような歯科医師が意外に多いことを示しているのかもしれません。

しかしながら研究グループは、事前説明の不足が術後の不安につながり、患者と医師との信頼関係に悪影響を与えかねないと指摘。治療にともなうリスクや起こりうる症状は、かならず説明すべきだと提言しています。

また「インプラント周囲炎のリスクを知らなかったと」という患者が約52%、「治療後にメインテナンスが必要なことを知らなかった」という患者が35%いましたが、治療後に適切なメインテナンスを受けていれば、インプラント周囲炎を有効に予防できるとの知識が、多くの患者の間で曖昧な状態になっているようです。こちらについても、術前の十分な説明とインフォームドコンセントが必要、と研究グループは提言しています。

また、「全身疾患次第でインプラントができないことを知らなかった」という患者が全体の約40%だったことについて、研究グループは、糖尿病や肝疾患、腎疾患などのリスクある患者については、それら基礎疾患を治療したうえでインプラントを受けるか、もしくはインプラントを断念するよう提言しています。

喫煙の影響に関する認識について

「喫煙は歯に悪影響を与えると思うか?」という質問に対し、「そう思う」と応えた患者は、全体の約59%。過半数の人が、知識なり直感なりで、「タバコは歯に悪い」と認識しているということです。もちろん、これは正しい認識です。

一方で「喫煙はインプラントに悪影響を与えると思うか?」という質問に対し、「そう思う」と応えた患者は、全体のわずか23%。多くの人が「タバコは歯に悪い」ということを知っているにも関わらず、多くの人が「タバコはインプラントに悪くない」と考えるという、実に不可思議な現象が見られます。

喫煙は、インプラント体(チタンの人工歯根)と顎の骨の結合を弱めることがあります。インプラント体と骨との結合が弱ければ、様々なトラブルのリスクが上がることは自明の理でしょう。

インプラント治療を決意した方は、治療を機に禁煙も決意してみてはいかがでしょうか?喫煙は、脳卒中や心臓病などの様々な疾患リスクを上げることが明らかになっているので、インプラントを受けるか否かに関わらず、喫煙者は早めに禁煙することを検討してみましょう。

期待するインプラントの耐久年数について

インプラントの予後に関する説明において「残存率」という用語が使われることがあります。

ここに言う「残存率」とは、あくまでもインプラントが口腔内に存在している割合のこと。インプラント周囲炎などで「健全に使えない状態」になっていたとしても、インプラントが口腔内に残っていれば「残存率」にカウントされます。

インプラントを行う歯科医師は、患者に対して耐久年数の説明をする際に、「残存率」と「実際に使える年数」とは異なることを、しっかりと説明することが大事。

たとえインプラントが残存していたとしても、インプラント周囲炎や上部構造の破折によって「実際には使えない状態」になるリスクがあることも、インフォームドコンセントでしっかりと伝えることが大切です。

まとめ

以上、東京医科歯科大学歯学部付属病院の研究グループが公表したアンケート結果を基に、日本人におけるインプラント治療への意識・イメージをご紹介しました。

アンケート結果や研究グループの考察から読み取れるように、多くの日本人は、欠損した歯の治療において「他の歯を削りたくない」と考えています。具体的には、ブリッジによる治療を避けたいと考えているようです。

その一方で、同じく多くの日本人は「入れ歯は嫌だ」とも考えています。特に50代未満の若い世代では、入れ歯を嫌がる傾向が強いようです。

ブリッジも入れ歯も避けたい場合、欠損した歯の治療方法は、もはやインプラント治療しか残されていません。そのような背景があり、近年はインプラントに興味を持つ方が増えてきたのでしょう。

インプラント治療の普及・拡大にあわせるかのように、雑誌や単行本、インターネットなどを通じ、世の中にはインプラントに関する情報があふれています。

しかしながら上述の通り、特定の疾患の有無によってインプラント治療を受けられなかったりなど、インプラント治療には患者個別で検討すべき項目がたくさんあります。

ネット情報は基礎知識の習得に役立つものの、あなた自身のインプラント治療の適応については何も語ってくれません。

インプラントに興味のある方は、まず実際にインプラント治療を行っている歯科医院に足を運び、自身の症例に応じたインプラント治療についての説明を聞くことが大事です。説明を詳しく聞いたうえで、本当にインプラント治療を受けるかどうか、ゆっくりと検討してみると良いでしょう。

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インプラントは高度な口腔外科手術を伴うため、腕のいいクリニックを選びましょう。
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吉岡歯科医院

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引用元:吉岡歯科医院
https://www.yoshioka-dental.com

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テルミナ歯科クリニック

テルミナ歯科クリニック
引用元 : テルミナ歯科クリニック
https://www.termina-implant.com/

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・インプラント治療の費用:インプラント治療費の全国相場は約30万円であり、基本的に保険が適用されません。お口の状態によっても変わってきますので、必ずクリニックと相談をしてください。

・インプラント治療の期間:インプラントの治療期間は、数ヶ月~約半年と言われており、症状や骨の状態によって、治療期間が長引くことも考えられます。

・インプラント治療のリスク:インプラント治療では、痛みや腫れのほか、金属アレルギーなどのリスクが生じる場合があります。治療内容によって症状は異なるため、医師に確認したうえで治療に臨みましょう。

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