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歯周病の場合

歯周病が原因のインプラント治療の流れや、歯周病がもとでインプラント治療を受けられた方の口コミ評判をまとめています。

歯周病が原因の場合のインプラント治療の流れ

1.前処置

外科手術であるインプラント治療を行う前に、口の中全体を良好な状態にします。

インプラント周囲病変になるリスクを減らす為にもインプラント治療をする前に歯石を取ったり、歯周病をはじめとする口腔内の感染は徹底的に除去し、必要であれば虫歯治療も行います。

また、同時に骨造成という再生治療(この場合骨が再生されるまで4~6ヶ月ほど待ちます)が必要な場合はそれを行います。

2.一次手術

人工歯根となるインプラント体(フィクスチャー、ネジ)を埋め込むためのホールを歯槽骨に形成し、インプラント体を埋め込みインプラント上部にキャップを取り付けて歯肉で被います。

上顎で3〜6ヶ月の治癒期間(定着期間)、下顎で2~3ヶ月程の治癒期間(定着期間)で骨と結合させます。

3.二次手術

インプラント上部を手術部位の歯肉から露出させ、歯肉の治癒を促進するための専用キャップを取り付けます。

その後、歯肉の状態が良くなってからインプラントの上部構造の印象(型取り)を行います。

4.仮歯(人工歯)の制作・装着と上部構造の装着

型取りの後、製作されてきた土台(アバットメント)を取り付け、上部構造(セラミック冠)を装着。天然歯と同じように噛めるようになります。

インプラントの治療期間は治療内容に左右されますが、骨が十分にあり骨造成のような再生治療をしなければ上顎、下顎共に4か月ほどです。

骨が少なく骨造成のような再生治療が必要であれば3~9カ月多くかかります。

インプラントを長持ちさせるためにも、またインプラント処置後もあらたに感染しないように自宅でのセルフメンテナンスや歯科医院で定期的に検診を受けることをおすすめします。

歯周病のインプラント治療の口コミ評判

最近では若年齢化が進んでいると言われている歯周病。これが進行し、インプラント治療を受けることになった方も大勢いらっしゃいます。

そこで、参考までにそうした方々の体験談をまとめてみました。

41歳女性のインプラント治療の口コミ評判

差し歯の根元の色がおかしい

差し歯にしていた部分が根元の色が変わっているだけでなく、なんだかグラグラとして抜け落ちそうなので急いで歯医者へ行きました。

予想していた通りとても状態は悪く、歯槽膿漏でもう根っこ部分までダメになっているから抜くしかないと言うことでした。

差し歯部分の虫歯や炎症がひどい

そこで医師から抜いてインプラントにすることと、歯槽膿漏の治療をするという提案を受けて、それをお願いすることとなりました。

驚いたのは差し歯を外すとまさに腐っている表現がぴったりな程、虫歯や炎症がひどく、歯茎はつながってますから周囲も負担がかかっていたようです。

全体の歯がしっかりとしてきた

ところがインプラント治療を続けていくと、周りにかける負担が減ったのか明らかに全体の歯がしっかりとしてきたのに驚きました。

気になっていた歯の根元の境目の黒ずみもキレイになり、口元が気にならなくなり思いきり笑えますから、以前よりも性格が明るくなったような気がします。

34歳女性のインプラント治療の口コミ評判

就職を機に歯を白くキレイに

甘い物が大好きだったせいか、成人するころにはほとんどの歯がかぶせ物になっていました。

特に銀歯がイヤで笑顔に自信が持てなかったため、就職を機に歯医者に行き白くキレイに治してもらおうと思いました。

かぶせ物の中で虫歯が進行

ところが歯医者でレントゲンを撮ると、かぶせ物の中で虫歯が進んでいて、更に根の先が膿んでしまいこのままではもっと酷くなると忠告されました。

歯周病は自覚症状がなく進行してしまい、気付いた時には手遅れになっていることが多いと言われて、初めて歯周病って怖いんだと気付かされました。

歯周病治療と合わせてインプラント治療

歯医者ではインプラントを進められましたが、歯周病が進むとインプラントの使用にも問題が出てくるようなので、歯周病の治療も合わせてインプラント治療を進めていくことに。

歯科衛生士さんと一緒にケアを頑張って、インプラント治療も成功、歯周病も良くなり本当にホッとしています。

53歳男性のインプラント治療の口コミ評判

歯槽膿漏で歯が抜けだしてしまう

50歳を過ぎたころから歯槽膿漏で歯が抜け出してしまうようになりました。

歯がなくなってくると、今度は物をかみしめることが出来ないため集中力がなくなり、記憶力も悪くなってしまいましたし、口臭も出てくるようになりました。

これはマズイと思って、思い切って興味のあったインプラントをしようと思いました。

歯槽膿漏の治療をまず先に

ところが医師からはインプラントの土台となる骨の状態や口内の衛生状態が悪く、まずは歯槽膿漏の治療からだと言われました。

歯槽膿漏をしっかり治療しないと、インプラントも抜け落ちてしまったりするなど、後々のトラブルにつながるようです。

歯周病ケアしてくれる医院を選んだ方が良い

幸いな事に通っている歯医者では歯周病にも力を入れていますが、中にはインプラントさえできればいい(後々の歯周病によるトラブルまで考えてない)ような所もあるそうで怖いですね。

これからインプラントを受けようと思っている知人がいますが、ただインプラント治療をしてくれるだけでなく、きちんと歯周病ケアをしてくれる医院を選んだ方が良いとアドバイスをしたいと思っています。

歯周病とインプラントの関係性とは

歯周病は歯に付着した細菌のかたまり「歯垢」によって引き起こされます。

最初は歯肉炎からはじまり、歯肉炎を放っておくと細菌が侵入し、歯を支えている歯周組織(セメント質、歯周靭帯、歯槽骨)を破壊して歯周炎になり、放置すれば歯は抜けてしまいます。

歯と同じように、インプラントにプラークが付着すると周囲粘膜に歯肉炎と同様に炎症が発症し、歯周病が歯面にそって進行。

インプラント周囲粘膜炎も、進行し放置しておくとインプラントを支えている骨がなくなってしまいます。

この状態がインプラント周囲炎で、天然の歯に比べてインプラントの周囲では、防御機能が弱いので急速に進行することもあります。

・インプラント治療の費用:インプラント治療費の全国相場は約30万円であり、基本的に保険が適用されません。お口の状態によっても変わってきますので、必ずクリニックと相談をしてください。

・インプラント治療の期間:インプラントの治療期間は、数ヶ月~約半年と言われており、症状や骨の状態によって、治療期間が長引くことも考えられます。

・インプラント治療のリスク:インプラント治療では、痛みや腫れのほか、金属アレルギーなどのリスクが生じる場合があります。治療内容によって症状は異なるため、医師に確認したうえで治療に臨みましょう。